グレンドロナック12年

私がスコッチ・ウイスキー、その中でもシングルモルトのウイスキーをよく飲むようになったのは5年ほど前からだったでしょうか。

仕事が忙しく、帰宅する時間も遅くなっていた時期に、家に帰って食事してすぐ寝てまた起きたら仕事、という生活に耐えられず、お酒を飲みたいけれど普通にお酒を飲んだら睡眠時間がなくなってしまう。せめてもの楽しみということで、寝る前にウイスキーを一杯だけ飲む、というのをやってたのが最初でした。

その時はコンビニで売ってた安い日本のブレンデッドウイスキーだったと思いますが、それ以降、いろんな種類のウイスキーを飲むうちにスコッチ・ウイスキーにたどり着いたのでした。

コンビニなんかでよく見かけるジョニーウォーカーなどのウイスキーはブレンデッドと呼ばれるもので、複数の蒸留所の原酒を混ぜて作ったのもです。これに対してシングルモルトは単一の蒸留所の原酒から作られているため、シングルモルトは蒸留所の気候だったり水による個性が強く現れます。ざっくり言ってしまえばブレンデッドはフラットな感じで、シングルモルトはパンチの効いた感じです。これがシングルモルトの魅力の1つと言えます。

それぞれ味が違うということは、あれも飲んでみたいこれも飲んでみたいとなるわけで、酒屋で見たことの無いウイスキーが(お手ごろな価格で)売ってたら買ってみたり、バーの酒棚に並ぶお酒で気になったものがあれば手を出してみたり。これまで結構な種類のウイスキーを飲んだり目にしたりしてきました。

そんなこんなで大概の銘柄は知ったつもりなのですが、それでもときどき初めて見る銘柄があったりします。今回買ったグレンドロナック12年もその1つ。
 
ちょっと氷で薄まってしまいましたが、まさに茶褐色といった濃厚な色です。味はその見た目の通りに甘く、飲み口はとろりとした感じ。甘さも「気持ち甘い」くらいでなくて、ブランデーだか洋菓子を思わせる甘さ。これがウイスキーだ、と言って紹介するのは憚られますが、ウイスキー初心者のとっかかりには良いかもしれません。